メモリークロック
検証環境
CPU:Intel「Core i9-9900K」(8C/16T、3.6~5GHz)
マザーボード:GIGABYTE「Z390 AORUS MASTER」(Intel Z390)
メモリ:G.Skill「F4-3200C16D-32GTZR 」(DDR4-3200 16x2)
グラフィックス:AORUS 「GeForce RTX™ 2080 Ti XTREME 11G」
ストレージ:Sumsung 「970 EVO」(M.2 NVMe、500GB SSD、システムドライブ運用)
Western Digital「WD Blue WD60EZAZ-RT」(3.5インチ、6TB HDD、データドライブ運用)
電源ユニット:Corsair「HX850i」(850W、80 PLUS Platinum)
OS:Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」(October 2018 Update適用済み)
3DMark
僅かではあるが、差がみてとれる。Port Royalはグラフィックテストしかないが、こちらでも差が誤差程度ではあるがスコアが伸びている。
FF14漆黒ベンチ
フレームレート
スコア
メモリークロックの影響が大きいと言われるFF14ベンチでは、スコア差が2666と3200では1.05倍、2133と3200は1.15倍にもなった。平均フレームレート、最小フレームレートも、メモリークロックに比例して高くなった。
CINEBENCH R15 & R20
R15
R20
CPUベンチマークの定番、CINEBENCHを試した。3回の平均をグラフに示したが、ほとんど差が現れなかった。
Minecraft
影MOD、64チャンクで試して見た。Min1%の上下が激しいので、5%のデータを記載している。3200では平均フレームレート、最小フレームレート共に10fps程度の差が出たが、2133、2666ではほとんど変わらなかった。
Monster Hunter World
平均フレームレートはどれもほとんど変わらず、最小フレームレートは2133のみ10fps程差が生じた。モンスターの位置や天気などで左右されるところもあるので、ベンチマークモードを実装して欲しい所である。
MMD
番外編としてMMDのfps計測も行ってみた。これは、過去に筆者がシングルチャンネルからデュアルチャンネルにした時にフレームレートが約2倍にもなったことから、かなりメモリが重要なのではないかと感じたためである。
Tell Your Worldをカメラ固定で16人に踊らせてみたときの結果である。
想像通り、かなりの差が出た。2133では平均フレームレートが60を下回ってしまい、若干カクツキが目立っていた。2666、3200は違和感なく見ることができた。
まとめ
ソフトによって影響がどれだけ出るかには差があったが、概ね性能が向上することが見て取れる。もちろん、CPU、GPUをより上位のものにアップグレードする方がフレームレート向上に直結するが、限界まで性能を高めたいのであれば、拘ってみても良いかもしれない。
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